目指すはもこみち
ほぼ毎日曇って風が強い、それが島根。どうもです。
何度も言うように僕は大学に進学すると共に一人暮らしを始めたのですが、一人暮らし生活を始めて自分の中で1番変わったことと言えば、
「料理をするようになった」
ことなんです。
今までの僕は、一日中自室のベッドでゴロゴロして母親が作ってくれる料理をただ食べるだけというクソ野郎みたいな生活をしていました。
まあ一人暮らしを始めてもベッドでずっとゴロゴロしてるのは変わらないのですが、勿論母親は家に居ないので飯のことだけに関しては自分で何とかしないと飢えて死んでしまう。皆さん知ってましたか?人って食べないと死んでしまうんですよ。
コロナの影響もあって外食もあまり出来ないし、噂に聞く『うーばーいーつ』はありゃ都会の話。普通のグータラ野郎ならここで「っつあー。もうこんな時間か」って言いながら買い溜めた冷凍食品をチンして食べるかコンビニ飯で済ますと思うんです(ごめんなさい偏見です)。
しかし僕は違う。「っつあー(略)」までは一緒ですよ。一緒なんですけどその後「なんか作るか」という考えにいくのです。僕の頭の中でもう『腹減った→自分で料理して食べる』ことが定式化してきているのです。たまにはレトルトで楽することもありますけど、これ偉くないですか!? 毎度毎度フライパンが焦げて片付け面倒臭いのに自分で料理するんです僕は。偉くないですか!?(2回目) どうせ誰も褒めてくれないのでもう自分で褒めちゃいます。僕偉い。
というわけで今回は
『俺的創作ひとり飯』
これを勝手に紹介していきたいなと思います。日を追うごとにスキルアップしていく僕。ほぼ冷蔵庫にあるものだけで揃えたおご飯を皆さんぜひ見てってください。
って、えっ!ほとんど全部1人で考えて作った創作料理なんですか!?やばい、素敵すぎ((殴
①卵とキャベツと玉ねぎを酒と醤油で炒めたやつ
冷蔵庫にあったキャベツと玉ねぎと卵を料理酒を入れながら炒めて、最後に醤油をドボドボと直接流し入れた料理。
卵は入れてしばらくしたら縮れたり焦げたりするし、分量も考えずに醤油を投入するからただの醤油の味がする野菜と焦げ卵になってしまった。
ちなみに添えてある卵は卵かけご飯用。
味:★☆☆☆☆ 手間:★☆☆☆☆
冷蔵庫にあったブロッコリーとえのき茸とまたまた縮れ姿と化した卵に鯖缶をぶち込んだ料理。
鯖缶に味がついているのでほぼ調味料は入れなかった気がする。料理酒はノリで入れたかな。
この時辛かったのが、野菜室だと思って野菜を保管していた場所が実は冷凍庫で、料理で使う時にブロッコリーが凍って白くなっていたこと。慌てて他の野菜も避難させた。普通に調理したら食べられる状態にはなったからよかった。
味:★★☆☆☆ 手間:★☆☆☆☆
③ゲロパスタ
冷蔵庫にあった賞味期限切れのやっすい焼きそば麺を無理やり消費するために作った料理。ソースも何もなかったのでとりあえず鯖缶をぶち込んだらパスタにゲロ吐いたみたいになった。
味は普通だが麺がなんかぬるいしコシもなかったからただ腹を満たすためだけの食事となってしまったのが辛い。
味:★★☆☆☆ 手間:★☆☆☆☆ 見た目:☆☆☆☆☆
④鶏肉にぶなしめじと玉ねぎを入れて焼肉のタレぶっかけたやつ
美味かった。初めて料理っぽい料理ができたのがこれ。「焼肉のタレを入れたら大体美味くなる」という噂を聞いていたので試してみたら本当に美味かった。ノリで入れた料理酒も正解だった気がする。
「これは店で出せるわ!!」と叫びながら食べた思い出。
調理工程。この時点で美味しそうな気配がしたから思わず写真を撮ってしまった。
味:★★★★★ 手間:★★☆☆☆
⑤牛肉に豆苗をインして焼肉のタレぶっかけたやつ
具は豆苗だけ味噌汁
「豆苗は使うために切っても水を変えればまた新しいのが生えてきてお金の節約になるから」と思って買ってきた豆苗をふんだんに使用した時の料理。
牛肉と豆苗とぶなしめじしか入ってないのに焼肉のタレぶっかけたらやっぱり美味しくなった。料理酒もノリで入れた。
この時初めて味噌汁も作った。④までの味噌汁は全て粉のやつ。ダシになるカツオの粉と豆苗を入れて感覚で味噌を投入したら美味しくなった。
左上の空き皿はセブンイレブンにトイレ借りに寄った時についでに買ったレトルトハンバーグ。料理ができる前に完食。
これも途中経過を撮った。
味:★★★★★ 手間:★★☆☆☆
⑥炒飯と千切りキャベツとトマト
冷蔵庫にずっと残っている卵。いつがアウトな時期なのかももはや知る術は無いから、とにかく早く卵を使い切ろうということで炒飯を作った。まだ冷蔵庫に2個残ってるけど。
これは感覚で作るというわけにはいかないのでクックパッド先生に教えてもらった。見た目は良いが味は普通だった。
味:★★★☆☆ 手間:★★★★☆
⑦縮れオムライス
卵使い切ろうキャンペーンの第2弾。贅沢に卵を3個も使ってオムライスを作った。
ケチャップライスはめちゃくちゃ上手くいって、どうせ卵は失敗するからこのまま食べてしまいたいと思った。
案の定卵は失敗した。
味:★★★☆☆ 手間:★★★★☆
じゃがいもを使って何か作ろうと思って、ソーセージもあったしジャーマンポテトを作った。普通に美味しかった気がする。
右上の見た目汚らしいやつはクックパッド先生のとこにあった、ただ豆苗と鯖缶とマヨネーズをぶち込んで混ぜるだけの料理。鯖の骨が気になるところではあったが普通に美味しかった。
味:★★★★☆ 手間:★★☆☆☆
⑨レトルト親子丼と青椒肉絲
豚肉があったから、某都へ旅行に行くくらいの軽さで「そうだ、青椒肉絲作ろう」と思い立ち作った。
調理するにあたってタレを2種類作ったところがクリエイティブ精神を刺激し面白かったが、いざ実食したら肉が生ハムの味がして一気に不安になった。幸い腹は壊していない。
あと個人的にレトルトの親子丼はそんなに美味しくなかった。
味:★★☆☆☆ 手間:★★★☆☆
とりあえずこんな感じです。いかがですか?成長してるでしょこれ。
最初僕が豚肉の生姜焼き作った時なんてこれですよ
地獄みたいな光景が広がっていたのに。
確かに成長はしました。味もほとんど申し分ないです。でも僕気付いちゃいました。勘のいい人ならこの9つの並びを見て察してるのではないかと思うのですが、実は僕
「レパートリーが貧しすぎる」
うん、大体僕の感覚で「見るもの全てそのままぶち込んでしまえ」の精神でやっているのでレパートリーが少なすぎるのです。知識がないから応用がきかない。創作でここまで作って「僕天才か?」となっているのはただの自惚れなのです。
まずは基本の料理をちゃんと作り方から学んでいかないとダメだと言う事を自分から教わりました。
まあそりゃそうだよな。格闘技でも自分の流派を確立するにはまず基礎がしっかりしてないとだもんな。
まあ言っても同じ様な料理を作ってもやってなかった時よりは絶対腕は上がってるので、これからはクックパッドを師と崇め、料理酒をノリで使わないことから覚えていきたいと思います。