日々の思索紀稿

Twitterでは収まりきらない日々のネタ、しょうもない出来事などを書くには大きなスペースがないと、ということで作りました。Twitterの拡張版と思ってもらえたらいいと思います。少し前にブログのタイトルを改変しました。タイトルにある「紀稿」の文字は、僕が体験したことを綴るという意味の「紀行」、そしてブログを書くという意味の「起稿」を掛けてます。どうぞよしなに。

帰ってきた黒粒飛翔体

仕送りの段ボールを再利用するビジョンがもう見えません。どうも、尾崎です。

 

 

先日のブログでも書いた通り僕の家にはよくコバエが集まります。

原因はアパートの裏が山だからか、はてはゴミの不始末によるものか、誰かさんのゴミの不始末によるものか。おそらく裏が山だからだろうな。定かではないですがとにかくそれによって起こったコバエが集まるという難を先日市販の薬剤のお力を借りて乗り越えた僕。

コバエの脅威は去り、再び我が家に平和が訪れた…

 

 

 

 

 

かのように見えました。が、奴らはまだ観念していなかったようなのです。

 

僕がzoomを用いたLIVE授業に出席していると、顔の周りで何かゴマのような小さいものが飛んでいる。なにか良いことでもあったかと思うくらい物凄いスピードで旋回してる。しかもそれは1匹どころではない、3匹いた。

個体数によるインパクト効果は期待できないことはさておき、久しぶりに両者は邂逅することとなったのである。

 

 

「またか…」

 

 

そう呟いた僕はサッとコバエがホイホイを確認する。中のゼリーがもうほぼ無い。ゼリーってこんな食われるのか?もしかして蒸発した?ちょっとした疑問を抱きつつもこれはまた湧いても仕方ないかと開き直った。

そして、LIVE授業の中でグループワークをしている最中も容赦なく僕の周りをブンブン飛び回るので、僕が発言している時にそいつらが口に入りそうになって「ぅっぷあっ!」と情けない声を出しながら、また薬局に足を運ぼうと心の中で決断した。

 

 

 

後日、家にまたあの救世主がやってきた。コバエがホイホイだ。僕はもうワクワクしながら2つのホイホイを設置した。これでまた奴らは観念するだろうと。

 

 

そして少し日は進み、僕は

 

「ぅっぷあっ!」

 

まだ情けない声を出していた。

ナジェダ!! ナジェダ!!

心の中の仮面ライダーブレイドはそう叫んでいた。もちろん相手は橘さんでなくホイホイに向かってだが。

全然効かない。どういう事だ。何度ホイホイを確認しても1匹も捕らえていない。それどころかなんか飛んでるコバエの数増えてる気がする。挙句の果てには1匹潰したらどこからともなく新しいコバエがこんにちはする始末。

 

おかしい。絶対おかしい。こんな罠が仕事しないことってあるか?

そこで僕ははっと何かに気づいた。

 

 

あ、これ逆襲だ

 

 

この前コバエを一網打尽にしたからそれの仕返しに来たんだと。よく考えたら僕の口周りに飛んでくるのはまさに攻撃そのものじゃないかと。

やばい、ハエにロックオンされてる。これは最終的に顔面蜂の巣になるまで刺されるとかあるのか…いや、もう顔面は蜂の巣くらいニキビでボコボコかってなHAHAHA。…。いやよく考えろ、いくらコバエが湧いたところで僕が叩き潰せばそれまでの命。人間様を舐めるんじゃねえ。

こうして1人で訳の分からない想像を掻き立て最悪の結論を出した僕。ここでもうひとつの不可解な点を見つけた。

 

あれ、僕の周りしか飛んでなくね?

 

そうなのだ。不思議なことに僕の周りでしかコバエが飛んでない。学習机に座っている時はもちろん、鬱陶しいなと思ってベッドに移るとベッドにも集ってくる。もし本当に逆襲するという意図があったとしても別に変なことではないと思うが、これが仮に逆襲ではなかったら…

 

 

そこで僕はまたもうひとつの仮説を思いついてしまった。

 

 

フェロモン…?

 

 

僕から溢れるフェロモンがコバエを呼んでいるのではないかと。悲しくなった。もちろん毎日お風呂には入ってるから不潔ではないと思う。特別変な香水をつけているわけでもない。インターネットで調べたところコバエは赤色を好む傾向があるというのだが、赤い服は持ってないしご存知の通り赤色星人でもない。

これが真実ならどうしようか。まだ齢19にして女性の1人も魅了したことないのに、やっと誘惑できたかと思ったらそのお相手はコバエ。こんな悲しい人間がかつていただろうか。

 

 

今日、世間ではコロナウイルスの脅威に屈することなくむしろ共存・共生をしていく覚悟を持っていこうという「ウィズコロナ」という考え方が広まってきているが、僕の場合「ウィズコロナ」はもちろん「ウィズコバエ」が定着しつつある。

 

 

夏が終わったら落ち着くかな。

コバエじゃなくて女性を引き寄せられるかな。

そんな淡い期待を胸に抱きながら今日も僕は

「ぅっぷあっ!」

情けない声を出すのであった。